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秋田・仙台旅行
2005.8.3(水)〜6(土)

帰省
 夏休み後半は年に一度の仙台への帰省。今年はお盆前の1週間に帰省する。この時期東北地方はお祭りシーズン。青森のねぶた祭り、秋田の竿燈祭り、仙台の七夕祭り。これで東北3大祭り。(これに山形の花笠祭りを入れて4大祭りと言う事もある。)パパは仙台の出身であるが、ねぶたと竿燈は見たことがない。ねぶたはちょっと遠すぎるので仙台泊→秋田泊→仙台泊の3泊4日の行程とした。
 お祭りシーズンなので東北道も混んでいるかと思ったが空いていて良かった。仙台へ向かう途中、福島で途中下車し五色沼に立ち寄った。全長3.6kmのハイキングコースを巡りながら美しく輝く沼を見て回る。小学校以来であったが五色沼は相変わらず美しい色をしていた。


スタートは最大の毘沙門沼。

エメラルドグリーンの毘沙門沼が広がる。

本当に美しい。

3.6kmは疲れる。長男はもうへろへろ。

途中このような川で一休み。透明度が高い。

最後はアイスクリームで締め!?

2日目・竿燈祭り
 仙台から秋田へは秋田自動車道でおよそ1時間30分。仙台の七夕祭りを知っているだけに、駅前はもうお祭りムードか?と思っていたが、それほどではない。駅前からちょっと離れた大通りが本会場となっているせいか人通りもそれほど多くない。昼会場へはバスで数分行ったところにある。ここはさすがに人通りが多い。昼間は竿燈を手のひら、肩、額、腰にのせる競技大会になっているそうだ。どんなルールなのかは詳しく分からないが、小さな円が書いてあって、そこから出ないように順番に技を出していく競技のようだ。竿燈は想像していたより大きく、長さ12m重さ50kgもあるそうだ。時折吹く風のいたずらで大きく円を外れてしまったり、支えきれなくて落としてしまう人もいた。かわいそうであるが観客にとってはそれも見ごたえのひとつだ。
 日が落ちると昼間とは別の大通りにたくさんの竿燈が現れ整列する。日が落ちるころになると、竿燈の大きさも幼稚園児が上げる小さなもの(といっても5m、5kgありますが・・・)から大きなものまで全部で4種類の大きさの竿燈が、ちょうちんに火をいれ幻想的な雰囲気の中いっせいに演技が始まる。小さな子どもから大人まで、写真のように所狭しと竿燈を上げるので、ときどき観客のほうへ倒れこんでしまうこともある。見ているほうもなかなかスリルがある。


昼竿燈の演技が始まる。

肩にのってます。

手のひらにのってます。
こんなに長いんです。思いっきり竹がしなってます。よく折れないな〜 額にものせちゃいます。。 こんなに近づいていて大丈夫なの?

お囃子も真剣です。

いよいよ夜竿燈が始まる。

どこかのテレビ局にポーズ。

ちょうちんに火が入ると、とても幻想的。
上げ手もたくさんいて、交代で演技します。
最前列で見ることができました。ラッキー!
こんな目の前で演技してくれます。小学校高学年くらいの男の子でしょうか。上手です。でもこっちに倒さないでね。 バランスをとってるうちにだんだんこっちに近づいてくるんです。 演技は練り歩くのではなくてその場で立ち止まって行われます。前半後半に分かれていて場所を移動します。

とうとう終了。ご苦労様でした。

最後にふれあいタイムで近くで見せてくれました。

持たせてくれるって。うっ、重い・・・
3日目・中尊寺・厳美渓
 3日目は秋田から仙台への帰り道、NHK義経でおなじみの藤原氏が奉られている中尊寺へ立ち寄った。子どものころに来たときはものすごく階段を上った記憶があったのだが、金色堂のすぐ裏にある駐車場が利用できるではないか!悠々と中尊寺めぐりをすることができた。
 中尊寺といえば庭園が美しい毛越寺、そして厳美渓・猊鼻渓。今回は時間の関係から猊鼻渓には行かなかった。もっとも印象深かったのが厳美渓。風景がきれい・・・というのではなくて、とにかく暑かった。渓谷というところは「いつも涼しい所」と思っていたのだが、とんでもなかった。無風のうえに河原の石は太陽に照り付けられて火のように暑くなっている。渓谷の向こう側にある団子屋さんから、団子をロープウエーで運んでくれるのだが、一緒に入っていたお茶はcoldではなくてhot!思わず捨ててしまいました。(団子屋さんごめんなさい!)

右下から参道を登らずに車で来てしまいました。

教科書にも出てくる風景です。建物の中に金色堂がある。

松尾芭蕉と記念撮影。

こんなところで能を舞っていたのです。

輪をくぐると御利益があります。なんの?

ここも人がたくさん訪れていました。

手を洗おう。ちがう!清めるのだ!

厳美渓。美しい風景だが暑さでじっくり鑑賞できなかった。

桶の中に団子が入っています。あつ〜いお茶も!

もう、へろへろ。団子を食べる気力もなし。

最後です。毛越寺です。

美しい日本庭園。でも暑い・・・
最終日・仙台
 3日目の夕方仙台に帰り、仙台港での花火で締めくくると残すは最終日。近くの塩釜港から遊覧船で仙台湾のクルージングへ出かけた。お約束のかもめにえさをやり、去年も見たのだが松島の島々を眺め、40分ほどの遊覧もあっという間に終わってしまった。お昼は地元の有名なおすし屋さんでおすしを堪能し(いつもは長蛇の列なのだが、この日はタイミングよく前から2番目に並ぶことができた)最後はかまぼこ工場でお土産を買って帰路に着いた。

花火だ〜。おばあちゃんも一緒です。

ことしはボートに縁があります。

カッパえびせんを食べるかもめ。

おじいちゃんにお土産を買ってもらった。海の幸がいっぱい。

今回は七夕祭りには行きませんでした。仙台駅前では、こんな感じの巨大な吹流しがアーケード街いっぱいに並んでいます。いつもものすごい人手です。
今年はおじいちゃんと休みが合わず、ほとんど遊ぶことができなかったけど、9月の3連休に子どもたちだけで仙台で釣りをしに行く約束をして来ました。行けるのか?

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